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ポルトガル語作文 通信教育

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 このコースは、猪浦先生の提唱する「学校でおそわらない作文術」を応用した16課からなる「特別コース」です。その詳しい内容については「猪浦先生の内容解説」もぜひをご覧下さい。

【講座の趣旨】

 外国語を学ぶとき一番苦労するのが作文です。私自身かつて外国語を勉強したとき、作文するときいちばん苦労しました。しかし、作文は、真の文法力を会得するのための重要なスキルであり、同時に「正しく話す」というのもここから出発します。 作文の学習が困難である理由はいくつかあります。例えば、次のようなことがすぐ思い浮かびます。

よい参考書がない
和訳と違って先生がいないと自分の書いた外国語が正しいのかどうかわからない
参考書などで答がついているものでも、たいてい答はひとつしか書いてないので、自分の書いた外国語が違う
 表現をしている場合など、正しいのかどうかわからない。
作文に必要な文法(具体的には、冠詞、動詞のアスペクトと法、前置詞、語順、類義語の選択など)を
 学べる参考書や機会がない

  この講座は、このような、私自身がかつて習得に苦労した事項に特に神経を使いながら、私が長年のセミナーや授業で実践してきた作文のノウハウを、極力紙上で学んでいただけるよう工夫したものです。 これまでたくさんの生徒さんの答案をみてきた経験から、生徒が書くであろう答の大半は予測できます。それに対して、セミナーなどでお話していることをなるべく詳しく、しかし簡潔に解説するよう心がけました。 。

【この講座の特徴】
コミュニケーションに必要と思われる文型160題を厳選してイタリア語ヘの変換を行い、基礎文法力のチェックをしなが  らきめ細かく作文のスキルを学んでいく
「期待されている答」のほかに、生徒が書く可能性のあるイタリア語文について、詳しく解説する
学習後に、その課題文のポイントとなる事項が理解できたことを確認する「復習問題」を添えてあり、それを自己採点できるようにその解答を添えてある
添削に際し、インフォーマントな情報が必要と思われる質問などに対しては、ネイティブ翻訳家*による協力を得る

責任編集 : 猪浦道夫(ポリグロット外国語研究所代表、東京外国語大学修士課程修了(ロマンス言語学、対照言語学専攻)

〔猪浦先生からの講座の内容説明

 全体は16課、1課10問づつ、全160問の平易な日本語(基本文型を網羅しています)を、あなたが思う通りにポルトガル語で書いてみます。(思い浮かばない場合は無理にデタラメを書く必要はありません。これは学校のように得点を争う勉強ではなく、あなたの「ウィークポイント」を探すための問題なのです。できない人は幸いあれ、です。なぜなら、人間ドックに入って悪いところがみつかり、早期治療が可能になったようなものだからです。外国語というものは、方法論が悪いと本当に上達しないものなのです。 

 私の方は、私が課題のポイントとしてコメントしたい事項について通りいっぺんの解説は用意してありますが、なかには添削しにくい答や、あるいは示唆に富んだ解答を書かれる方が出てきますので、全員の添削が終わった後で「このような表現、単語を使った人がいたが〜」という解説を付加します(これは、ポルトガル語作文講座では絶賛をいただきました)ので、添削及び最終解説文をお送りするまでに、最大で通常より少し長い3週間ほどをいただきます。

 これは皆さんが想像しておられる作文講座とは異なります。「通じるポルトガル語を書くためにはどのような知識がなければだめか(その意味ではほとんどのみなさんはその「知識」を教わっていないと断言できます)、どこから先は(教養ある)ネイティブにきくしかないか」といったような、いわば「外国語で書く時に必要なガイドラインを皆さんに理解していただく」ことに焦点を絞った講座です。テレビ番組や市販の多くの会話教材のような、単なる「いえるかいえないか」競争の講座ではありません。

 この講座を終えられた方は、たちまち見事なポルトガル語が書けるようになる、とは申しませんが、少なくとも、自分の書いたポルトガル語の文章が通じるかどうか、が自覚できるようになるはずです。そして、その日本語をポルトガル語にするには、自分のどのような知識や情報が欠けているか自己分析できるようになると思います。

 外国語は文や単語を鵜呑みにして暗記してできるようになるものでありません。分析と理解力を必要とする科学なのです。そして、作文力は語学習得のすべての原点です。作文ができなければ結局は(多少とも自分の言いたいことを)話せませんし、話せない人はそれと同等の外国語文を聞き取ることはできません。そして、書けない人の読解力は必ず読み間違いがあるものです。この機会にひとりでも多くの方にポリグロット・メソッドを知っていただければ望外の喜びです。

 なお、テキストの構成などは、10年来ご大好評をいただいた「イタリア語作文」コースの「内容説明」がありますので、ぜひご覧になってください。どのようになっているかが具体的におわかりいただけると思います。ポルトガル語語も同様の方針で編集してまいります

参考にご覧下さい: イタリア語作文講座の概要

課題例と解説例】   ここでは、問題を明らかにしないため、イタリア語作文講座の例を挙げます。

  課題例: 

1)彼は弁護士です

2).....   以下、このような課題が9問続きます。

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みなさんの答案

1) Lui e' un avvocato.

2) .................  

適宜、質問があればもちろん書いてください。

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添削例:

un にカッコ。

1)  =で削除した部分は誤りであることを意味します。

2) カッコした部分はなくてもよい(またはないほうがよい)ことを意味します。

3) カッコしたうえ別の語句が書かれている場合は、カッコ内の表現が誤りではないものの、その語句のほうがベターであることを意味します。

4)  原文語句の上下にカッコ内に入って語句が書き込まれている場合は、その語句による表現も可能であることを意味します。

 

添削答案と一緒に送られる答と解答:

イタリア語では、身分、国籍、職業、肩書を表す属詞(英文法で言う補語)の名詞は、原則として無冠詞になります。この点、不定冠詞を原則とする英語と異なるのでしっかり覚えましょう。

Lui e' avvocato が「彼は弁護士をしている」のように、職業が何かに関心が払われているのに対し、冠詞がつくとニュアンスが変わります。

Lui e' l'avvocato は「彼がその弁護士ですよ」「彼がくだんの(例の)弁護士ですよ」といった意味になります。

Lui e' un avvocato はなかなか説明が難しいのですが、単に職業を聞いているというよりはむしろ lui の人間的は性格や特徴についていうために使われた表現です。言う人のイントネーションや表情や目つきなどにより、いい意味では「彼はなかなかの弁護士ですよ」とか「彼は(やっぱり)弁護士だねえ」のように、また、悪い意味では「あいつはただの弁護士じゃないか」のような意味にもなりえます。また、友達のなかに「法的には」などという言葉が口癖の理屈っぽい人がいたとします。あなたがあるとき「うるさいやつだな」と癇癪を起こすと横にいた友達が「彼は弁護士だからね」などと言ったとします。そのような場合も、イタリア語だったら不定冠詞をとります。つまり、聞き手は、相手が弁護士であることは既に知っている感じがするわけです。

また、職業をいう言い方には fare + 定冠詞 + 職業名 の言い方もあります。この場合は慣用語法で必ず定冠詞をつけてください。