ドイツ語・冠詞講座

 

<概要>
本講座は「名詞の形態」(名詞は単数にするか、複数にするか、また、冠詞をつけるかどうか、つけるのなら
どの冠詞をつけるか)の決め方についての講義をします。西欧言語の文法において最大の難関は「冠詞」です。
入門書の1課から避けて通れない文法項目であるにもかかわらず、その学習にあたっての指針は適切に
与えられていません。ドイツ語の冠詞については、関口存男先生の大著がありますが、一般の学習者には
とても手に負えません。 そこで、100%の完璧さを捨てて、90%の精度を確保するべき簡便な方法論を考えて
みたいと思います。

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<冠詞>

冠詞を克服するには、まず確認しておかなければならない点があります。
1) 冠詞はドイツ語の枠の中でだけ考えていても、拉致があかない。
2) 冠詞は「名詞句全体」で考えないと解決しない。
3) 場合によっては、文全体の動詞のアスペクトまで考えないと解決しないことすらある。
4) 理論上の正解を壊す「リーズナブルなウィルス」がある。
5) 冠詞(名詞の形態)によって、シンタックス(統辞)が影響を受ける。
これらの問題点をわかりやすく理解させるのがこのセミナーの目的です。

作文で冠詞をどうするか
A.冠詞の本質
1)冠詞の歴史と分布
2)冠詞の機能
3)名詞の分類
4)無冠詞VS有冠詞の意義
5)定冠詞VS不定冠詞(類)の意義

B.「特定化」のパターン
1)指示詞的機能
a) 直示的 b) 先行記述的 c) 後方記述的 (名詞の補語、関係節がついても定冠詞とは限らない)
2)所有詞的機能
a) 譲渡不可能属性 (英語とまったく異なる用法) b) 譲渡可能属性
3)自動特定的機能
a) 唯一物名詞 (唯一物でも不定冠詞はありうる) b) 固有名詞
4)暗黙の了解
a) 習慣&符丁 b) 関連物の先行記述

C. 不定冠詞と無冠詞名詞の意味

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