ドイツ語・英語:比較文法 セミナー    

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【内容解説】

英語とドイツ語は、オランダ語と並んで、西ゲルマン諸語の代表的な言語で、互いに兄弟の関係があります。そして、高地ドイツ語を規範とする現代ドイツ語に対して、英語はオランダ語とともに低地ドイツ語をベースにしていますが、そのうえ、看過できないレベルの北欧語の影響も受けています。そして中世以降、決定的にフランス語の影響を受けて、ゲルマン語の仲間と言うのがためらわれるほどの変貌を遂げます。その英語と、いわば西ゲルマン語のリーダー格ともいえるドイツ語という大言語との比較を試みようとするのがこのセミナーの趣旨です。どんなに興味深い事実があるか、とくとごらんあれ。

猪浦先生が簡潔にまとめたハンドアウトを使用して、ドイツ語の文法が英語からみるとどのようなものかを見ながら、ドイツ語<>英語の相互訳を試みます。逐次訳できない文が出てくるや、双方の言語の文法構造の違い、語彙や語法、さらには表現の仕方の違いを観察しながら、英語がどれほどゲルマン語の本家から離れてしまったかを実感します。しかし、一方で、どんなにフランス語化しても英語にこびりついて離れない「ゲルマン語のDNA」も同時に味わうことができるでしょう。こうした作業を通じて、英語、ドイツ語、双方の実力練成に役立てます。また、会話表現をじっくりと比較してみましょう。そこにも、双方の国民の発想の違い、考え方の違いを見ることができるでしょう。グリムの法則など、音韻変化の法則も学び、素人目にはわからない単語の背景にも迫ります。要望があれば、適宜、オランダ語の紹介もしながら話を進めます。初心者でも充分楽しんでいただける内容です。

1) 冠詞の使い方はこんなに違う。

2) 格表示のシステムを失った英語がどれほどわかりにくい言語になっているかを実感する

3) 英語の再帰動詞はどこに行った?

4) 真逆の論理で支配されている統辞(語順)。

その他、興味深いたくさんの現象ををわかりやすく理解させるのがこのセミナーの目的です。