特別セミナー「ドイツ語造語法」    

〜ドイツ語の単語を10倍速く覚える秘術〜 ==========ーーーー お申込みはこちらに

>>

[概要]
ご存知のように英語とドイツ語は同じゲルマン語派に属する言語なので、どことなく似ているところがあるのに気づいた方もあるでしょう。
英語は、ドイツ語(北部方言、低地ドイツ語)からおよそ1500年も前に枝分かれした後、約1200年前にバイキングの侵入を受け、いわばいとこ関係の言語とも言える北欧語と混ざり合って動詞の活用や名詞の格変化を著しく失ったうえ、かなりの語彙が北欧語から混入しました。さらに、1066年のいわゆるノルマンコンクエスト以後、膨大なフランス語が英語の語彙に加わります。
一方、ドイツ語(南部方言、高地ドイツ語)は中世に、言語史上「グリムの法則」(+フェルナーの法則)と言われる音韻変化を被ります。この間、英語にも「大母音推移」と呼ばれる音韻変化が生じます。


〜学習すること〜

<音韻変化の公式>
さてそこでです。英語の語彙の3分の1近くを占めるフランス語起源の語彙は英語とほとんど同じ綴りなのですが、それよりはるか昔に枝分かれした昔の低地ドイツ語の音韻そのままの「英語の大和言葉」は、そのようなわけで、現代ドイツ語の語彙とはかなり姿が異なってしまっています。しかし、それはゲルマン言語学を学んだ言語学者にはかなり容易に結び付けられるものなのです。一例を挙げると、
  ドイツ語の Zeichen という語が、英語では token にあたる
ということがわかるのです。なぜなら、低地ドイツ語の t, k の子音、o の母音が、現代ドイツ語でそれぞれ z, ch, o に変わっていることを知っているからです。

<造語法>
ドイツ語は多くの接辞と母音交替(アプラウト)によって次々と語彙を生み出します。このときしばしば「ウムラウト」を伴います。ウムラウトは多くのドイツ語学習者に「母音につく点々」と勘違いされていますが、とても興味深い文法現象です。
これを正しく理解しておくと、語彙の習得のスピードが大幅にアップするほか、豊かな語感を養成できるという点で、意味論的な視点からも大きなメリットがあります。これを、英語の接辞とも比較しながら体系的に学びます。
思わぬ発見にきっと嬉しくなることが多々ありますよ。

本セミナーは、このような専門知識を難しく研究するのではなくて、一般学習者の学習に役立つ形でおいしいところだけをつまみ食いしようというのがその趣旨です。ほとんどワクワクドキドキの楽しい雑学講座と思ってご来場ください。



受講者からの声】
本日は貴重な講義、本当にありがとうございました!
生まれて初めて「形態論」の基本を教わることができました。びっくりすることばかりで嬉しいやら、そして頭が混乱しているやらで (笑) とても楽しい時間を頂戴いたしました。ありがとうございました!
先生はさらっとおっしゃっていましたが、ウムラウトへの音の変化は、なるほど!!!!!と感動しました!どうしてこういう事を普通のドイツ語の授業で教えないのでしょうか? 母音の変化が今日初めてちゃんとわかったような気がしました…。 たくさん新しい発見があり、本当に楽しく参加させていただきました。 (Kei Mimura)