英語の冠詞の用法・徹底研究 セミナー    

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【内容解説】

西欧言語の文法において最大の難関は「冠詞」です。入門書の1課から避けて通れない文法項目であるにもかかわらず、その学習にあたっての指針は適切に与えられていません。 猪浦先生の専門である「冠詞の用法」セミナーはまさに「目からウロコ」の連続です。 先生は、これまでの教科書、参考書を批判して次のように主張します。

1) 冠詞は英語だけの枠の中でだけ考えていても、拉致があかない。

2) 冠詞は「名詞句全体」で考えないと解決しない。

3) 場合によっては、文全体の動詞のアスペクトまで考えないと解決しないことすらある。

4) 理論上の正解を壊す「リーズナブルなウィルス」がある。

5) 冠詞(名詞の形態)によって、シンタックス(統辞)が影響を受ける。

これらの問題点をわかりやすく理解させるのがこのセミナーの目的です。

<第1部> 作文で冠詞をどうするか

A.冠詞の本質

   1)冠詞の歴史と分布

   2)冠詞の機能

   3)名詞の分類

   4)無冠詞VS有冠詞の意義  英語では「中世フランス語」の冠詞のシステムが残存している

   5)定冠詞VS不定冠詞(類)の意義

B.「特定化」のパターン

   1)指示詞的機能

      a) 直示的 (直接指摘しながら特定化する場合)   

      b) 先行記述的 (一度言及された名詞は自動的に特定化される)

      c) 後方記述的 (名詞の補語、関係節がついても定冠詞とは限らない)

   2)所有詞的機能    ここにこそ英語の冠詞の特殊性がある!

      a) 譲渡不可能属性 (大陸の欧州言語とまったく異なる用法)

      b) 譲渡可能属性 (身体部位名詞でなくても所有格代名詞を多用する)

   3)自動特定的機能

      a) 唯一物名詞 (唯一物でも不定冠詞はありうる)

      b) 固有名詞 (固有名詞がなぜ無冠詞になりやすいか)   

   4)暗黙の了解

      a) 習慣&符丁 (始めて言及される名詞がいつも不特定とは限らない)

      b) 関連物の先行記述 (イモヅル式に特定化が起こる)

C. 不定冠詞と無冠詞名詞の意味  英語における「無冠詞名詞」の重要性

<第2部> ケーススタディ

1部で学んだ理論を、実際の文章の中で検証していきます。また、作文への応用の仕方も演習を通じて解説します。