正しいスペイン語翻訳法セミナー    by 猪浦道夫 

    

<あなたは、文章をちゃんと分析できますか>

 

対象:スペイン語の読解に自信のもてないでいる方、勉強の仕方に迷っている方、もっとも効率のよい学習法を模索している方など

 

スペイン語はきちんと勉強すれば難しい言語ではない

スペイン語はきちんとした言語ですので、きまりをきちんと守って勉強すれば決して難しい言語ではありません。スペイン語は、

1)    (日本人にとって)発音が易しい(しかし、そこは外国語、なめてかかってはいけませんけどね)

2)    文法の鍵はなんと言っても動詞の活用(でも難しいのは、現在形と完了過去)。冠詞の用法は英語と大きく異なる。、

3)    統辞(=語順)は英語とかなり異なる。分析をきちんとしないと読み違ったり、ニュアンスを性格のとれない。

 

翻訳者はなぜ育たない

さて、ところで、私は翻訳会社を始めて20年、また、通信教育による翻訳講座を開設して15年以上経験してきて、いくつかの事実に気づきました。それは、

1)    英語学習の影響で「訳抜け」や「ラフな訳」をする

2)    原文が「直訳でも日本語になりやすい文」である場合でも、安易に訳文をいじる

3)    スピーチレベルに関心を払わない

4)    「どうしてそのような訳が思い浮かぶのか頭を捻るような訳文」を書く

5)    固有名詞の日本語での表記など、意外と常識、一般雑学知識の乏しく、そうした情報を調査するといったことにあまり努力しない

 これらの原因はどこにあるのでしょう。その原因はこうです。(断言します)

1)    文の徹底的な分析ができていない(「分析」の仕方も習っていないし、それに必要な「文法用語」、「品詞の定義・意味」も習っていない)

2)    文を正しく解釈するときに守らなければならない「ルール」を知らないし、そのルールはどのように知るかの方法論を知らない

3)    言語というものがどのようなものかわかっていない(そのため、単語の意味に対する想像力、比喩の普遍性などを、日本語に置き換えて考えてみたり、類似の現象を探してみたりする練習をしていない) そのため、何を理解していなければならないか、何を覚えていなければならないか(逆に覚える必要はないか)、がわからず、いたずらに不必要な勉強をしている(そういう勉強は、たいてい面白くない)

でも、ご安心あれ。

それは70%はあなたのせいではないのです。国語を含めた日本のの言語語教育がよくなかったのです。

というわけで、このセミナーは、上に述べたルールを学んでいただく「とても楽しい」セミナーです。

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講義の段取り

「分析できない人は絶対にスペイン語が書けないよ」 > 書けないと「ちゃんと話せないよ」

 1)分析の方法    A)名詞句の分析   B)節(文)の分析   C)語順の体系的整理

2)品詞の定義    「副詞」って何ですか、自動詞・他動詞って何ですか、答えられる?

3)直訳すると変てこな英文    A)発想転換を必要とする文   B)物主構文

4)翻訳に必要な情報    

5)演習    実際にスペイン語の文章を「分析読み」してみよう

               そのほか、みんなの悩み相談室

 翻訳文法研究

今回の特集は「再帰動詞」です。

再帰動詞は態と密接な関係があり、その点を考慮しないとなぜこのような動詞があるのかが

理解できません。se の問題ともあわせて、この不可解な文法現象を読み解いていきます。

若干の演習も用意しています。