<イタリア語 誤訳しない翻訳術>
イタリア語は2000年前ローマで話されていたラテン語の直系の末裔です。文化の歴史の長い国の言語というものは、そのひとつひとつの語に深い味わいがあり、またレトリックが非常に発達するものです。それゆえ、文章としてのイタリア語は大変翻訳が難しい言語なのです。
このイタリア語を誤訳しないで正しく読むには何が必要でしょうか。それは、まず何と言っても正確な文の分析方法です。文が分析できた後は、日本語で巧みに直訳する日本語力、そしてコノテーション(言外の含み)を読み解くための格闘(そのツールとして深く広いイタリアに関する教養・知識や一般社会常識が求められます)、最後にスピーチレベルの検証、と理詰めの攻めが必要であり、英語学習者に氾濫する「フィーリング読み」は、イタリア語においてはまったく通用しません。
今回のセミナーでは、こうした問題点を簡潔に浮き彫りにし、その学習のためのガイドラインを与えるものです。初心者も大歓迎です。最初に「正しい学習法」を身につけなければ、いくら努力しても上達しません。思い切って参加してみましょう。
セミナーの内容
1.分析の方法
A)名詞句の分析
名詞の前におかれる要素
1)冠詞の前に出る特殊な語
2)冠詞
3)形容詞(単独の分詞を含む)
名詞の後に置かれる要素
1)副詞
2)前置詞(副詞)句
3)da infinitive(句)
4)分詞句
5)関係節
6)形容詞
*7)同格節
B)節(文)の分析
文の構成要素
1)主語
2) 動詞
3) 属詞
4) 直接目的補語
5) 間接目的補語
6) 直接目的補語の属詞
7) 状況補語
補足語
1)名詞の補足説明語
2)形容詞の補足説明語
C)語順の体系的整理
1)基本語順 主語>動詞>目的語
2)主語が動詞の後ろに回るのはどういうときか
3)文頭に出る要素
4)動詞の後に出てくる要素の語順
5)副詞
6)そのほか、イタリア語独特の不思議な語順
2)品詞を定義できますか
A)形容詞と副詞
B)自動詞と他動詞
C)コプラ(繋辞)
D)分詞と分詞構文
E)ジェルンディオって何?
F)不定詞
他に、わからない文法用語があったら質問してください。
3)直訳すると変てこな英文
A)発想転換を必要とする文
B)物主構文
4)翻訳に必要な情報
A)専門用語(定訳があるかないか)
B)各分野に特有の文体
C)外国語の固有名詞の表記
5)演習 実際に英語の文章を「分析読み」してみよう
そのほか、みんなの悩み相談室
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ラテン語を学習するとわかること(イタリア語の秘密)
1) 対格の副詞的用法 Adverbial objective
2) 再帰動詞の謎 そのほか