スペイン語 <コミックによるシナリオ翻訳演習と会話表現研究>
<セミナーの概要>
なぜならコミックは、外国人学習者を意識した「教科書」ではなく、本当にネイティブ
が普段話している通りの会話がスクリプトになっているからです。
しかし、漫画だからといって、そのスペイン語は決して易しいわけではなく、むしろ文学
や時事文
1)
教科書ではなかなか出会わない流行言葉、俗語、比喩的な表現が含まれる
2)
文法的にも容赦なく接続法、分詞構文など出てくる
3)
スピーチレベルが豊かで、敬語から罵り言葉まで多様
4)
ラブストーリーでは非常に intimate な表現も観察できる
5)
擬態語も出てくる
といった点が挙げられ、通常の学習用会話参考書では学べない素材がふんだんに得られ
ます。
コミックはもうひとつ、とても大きな利点があります。それは、
「シナリオの翻訳演習になる」ということです。
国際化が進む中で、今後、今までの映画ばかりでなく、ビデオなど他の映像作品の翻訳需
要が今後増えることが予想されます。
それに、ご自身の会話能力が高まりますので、通訳志向の方にとっても有用であることは
言を待ちません。
シナリオ翻訳の特徴として、単に横のものを縦にするだけでなく、よくニュアンスをつか み
には、スペイン語の原文の台詞とあまりシラブル数が変わらない訳語を考えること、など
かなり、日本語の記述能力が要求されます。
コミックはこうした傾向の翻訳の練習をするのに、格好の素材なのです。
このセミナーは「ノウハウを盗んでいただくためのもの」なので、出席者の方は必ずしも
予習を必要としませんが、時間的に余裕のあるかたは、あらかじめテキストをお送りしま
すので、少しでも自分なりの訳文を考えて来てみてください。