ポリグロット育成コースについて(多言語・同時学習のトリヴィウムコース)

ポリグロット外国語研究所ならではの、多言語習得者「ポリグロット」育成コースです。

これは
1年間で3か国~5か国語の翻訳能力を身につけていただくという多言語を同時学習するコースです。

受講する方によって語学学習歴がかなり異なりますので、受講者ごとに個別にプログラムを組み監修します。
また、学習言語の順番、 ペースになどに関しても、受講者ひとりひとりと相談のうえ、個別にプログラムを作ります。

下記、トリヴィウムコースをご用意しております。

・トリヴィウム:2~5か国語の翻訳スキル養成
・トリヴィウム入門:2~5か国語の基礎を学ぶ
・トリヴィウム・メド:仏・伊・西の翻訳スキル養成
・トリヴィウム・メド・ジュニア:仏・伊・西の中級までを学ぶ
・トリヴィウム・ハンザ:独・蘭・瑞の翻訳スキル養成
・トリヴィウム・ノルド:北欧3か国語の翻訳スキル養成
・トリヴィウム・リベロ:3学習言語を選択できる翻訳スキル養成

どれも当校にしかできないプログラム内容であると自負しております。ご興味のある方は、是非こちらもご覧ください。

▼なぜ短期間でポリグロットになることはできるのか?

ポリグロット育成・トリヴィウムコースの趣旨

1年間で3か国~5か国語の翻訳能力を身につけていただくプログラムです。
通信教育が中心ですので、地方在住の方、海外居住の方にも問題なく受講していただけます。

猪浦先生からのメッセージ

10年ほど前に、3か月に渡る欧州セミナーを実施してから、ずっと温めてきた企画です。この年の壮大な実験以来、自らの語学学習方法論に自信をもった私は、いつか、 翻訳能力は方法論が正しければ、短期間で身につくことを実証したいと思い続けてきました。 

もちろん一般論としては、かなりきつい学習になりますので、お仕事がある方は「3か国語コース」をお勧めします。しかし、半年間でも仕事を離れてこのコースに没頭できる方は、 ぜひ5か国語、チャレンジしてみてください。
昨年来、何人かの受講生の要望に応えるかたちで、ポルトガル語、スウェーデン語、オランダ語、デンマーク語も選択言語に加えました。

受講できる科目(通信教育)

  1. 英語を除く各国語初級講座 4講座
  2. 各国語中級講座 5講座
  3. 作文講座 5講座
  4. 各国語翻訳講座 5講座 

基本科目一覧表(通信教育)

レベル
言語 基礎固め 中級演習 翻訳演習 オプション
英語 作文 中級 翻訳
フランス語 初級 中級 翻訳 作文
ドイツ語 初級 中級 翻訳 作文
スペイン語 初級 中級 翻訳 作文
イタリア語 初級 中級 翻訳 作文
ポルトガル語 初級 中級 翻訳 作文
オランダ語 初級 中級 翻訳
スウェーデン語 初級 中級 翻訳
デンマーク語 初級 中級 翻訳

 

5か国語の習得方法に関して

5か国語といっても、英語が含まれますので、まったく新たに学ぶ言語は最多でも4か国語であるわけですね。ポリグロットのセミナー受講生の80%以上は、 英語の他にちょっぴりではあっても、第2外国語学習経験者です。TGV受講者は「初級文法」というもののヴォリュームについてだいたいの概念をおもちだと思いますが、あとは英語の 文章を読解する要領で30-40時間も勉強してみましょう。経済・時事もののように語彙が共通のやや難しい文章であるなら読めるようになるはずです。(会話や文学作品はこれに比べると 相当な時間数の勉強が必要です)

5か国語習得の鍵を握るのは、翻訳(訳読)のスキルです。つまり、どれか1か国語でも既に正しい翻訳技法を身につけている人ならば、 1年で5か国語の翻訳能力をつけることは難しくない、ということです。そこで、まず最初に、どれかしら1言語で、翻訳のスキルを身につけていただくことに集中します。 この「翻訳のスキル」の要点は5か国語の共通のものですので、これが身についていないと1か国語もモノにできないということになります。


ロマンス系言語では、フランス語の習得をおすすめしています

たまにフランス語だけはどうしても苦手、または嫌い、という方がいますが、もったいない話です。食わず嫌いはやめてチャレンジしてみてください。 ヨーロッパの言語や文化を勉強するとき、また旅行、ビジネスなどにおいて、仏語の知識があるのとないのとで、どれだけの得をするか、筆舌に尽くしがたいほどですよ。 なぜ、仏語を必修にしたかというと、その理由は次のようなものです。

  1. 「翻訳スキル」の規範を学びやすい
  2. 英語の次に学習する言語としてもっとも学びやすい
  3. (ドイツ語と並んで)英語の真の実力をつけるのに不可欠な言語である
  4. 英語についで利用する機会が多い(つまりお金になりやすい)
  5. イタリア語、スペイン語、ポルトガル語に進むのに学習順序として最適である

 

なぜ1年で翻訳習得が可能か


最後に、なぜ1年で翻訳習得が可能か、語彙の構成からみてみましょう。 英語という言語は(詳しい事情は割愛しますが)、歴史的事情から、他のスタンダードの欧州言語の倍以上の語彙をもっています。そして、その構成は、 下記に見るように、書き言葉はほとんどフランス語経由のラテン語系語彙なのです。

ということは、英語で膨大な語彙力のある人は、フランス語の勉強にあたっては、会話に必要な基礎語を習得すれば、その先の難易度の高い語彙は 英語から類推がきくということです。

さらに、そのフランス語をマスターすると、イタリア語やスペイン語は、日常会話で使う基礎語彙の30%程度を覚えてしまえば、あとはフランス語の 語彙からだいたい想像がついてしまうということなのです。

 

ポリグロットでは各国言語の実務翻訳講座がございますので、どうぞお問い合わせください。

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